それ捨てちゃうの?PrimeOS編

ソフトウェア

こんにちは、皆さんゴールデンウィークは如何お過ごしですか?
今年は石垣島、西表島、小浜島と沖縄周辺を満喫する予定だったのですが泣く泣くキャンセル。
会社の方も決算が終わりやっとゆっくり休暇がとれると思ったのですが違う形での休暇となってしまいました。今はじっと我慢、爪でも研いでコロナの終息を待ちましょう。

で、ホント予定がないので(^^;)
ネタとして以前から使ってみようと思っていたPrimeOSを試してしてみたいと思います。
PrimeOSってなに?と思われる方も多いでしょうから簡単に説明するとスマホ用のAndroidOSをパソコンでも動作できるようカスタマイズしたものです。この手のプロジェクトはいくつかあるのですがPrimeOSは安定性と動作アプリの多さで評判が良いようです。

まずインストールPCですが今回は貸出用のDellノートPCにインストールします。
スペックは第5世代のモバイルi3プロセッサにメモリ4GB、せっかくなのでHDDはSSDへ交換します。
えっ?捨てるレベルのパソコンじゃないって?(^^;)

まだまだ現役のVostro15 3000

せっかくなのでHDDをSSDへ交換

現状のVostro15よりHDD交換が簡単

パソコンの準備ができたら早速PrimeOSをインストールしていきましょう。
今回の施術時間は約1時間ほどです。

まずインストール用のISOファイルをダウンロードしてきましょう。
ダウンロードはこちらから
https://primeos.in/download/


※ダウンロードが3種類?
違いについての詳しい説明はこちら
おおよその判断基準は以下のように考えて頂ければOK
・2014年以降のPCはPrimeOS Mainline(64ビット)
・2011年以降のPCはPrimeOS Standard(64ビット)
・2011年以前のPCはPrimeOS Classic(32ビット)
このPCはMainlineでも動きそうだけど
今回はあえてPrimeOS Standardをチョイス

ダウンロードに1時間ほどかかってしまった。さすがに遅すぎでしょ(^^;)

ダウンロードされたファイルは「primeos_standard_0.4.5.iso」でした。
DVDへイメージを焼いても良いのですが今回はインストール用USBメモリを作成します。
Linux系インストールUSBの構築は主にRufusを使用しています。
かなり便利なツールだと思います。
ダウンロード、使い方の説明などはこちら

ISOファイルを5分程度で起動可能なUSBメモリとして構成できます

出来上がったUSBメモリから起動してみましょう。
DellのPCは電源投入後F12キーよりBootメニューが表示できます。

今回はLegacyBootの「USB Storage Device」より起動します。

起動出来たらインストールメニューより
「Installation-Install PrimeOS to harddisk」を選択

次にディスクのパーティションを設定しましょう。「Cread/Modify Partitions」を選択
「sda Harddisk」を選択(既にパーティションがあるHDDは表示が異なります)
パーティション設定ツールのcfdisk

まず下段メニューのNEWを選択 次にPrimaryパーティションを選択 パーティションサイズは最大サイズで設定しました 次に設定したパーティションをBootパーティションとしてマークを付けます。 設定を書き込む為にWriteを選択
次にYesを入力
エラーが出なければQuitでcfdiskツールを終わります。
次にパーティションをフォーマットします
一応LinuxベースのOSなので相性の良さそうなext4でフォーマットするのが無難でしょう


フォーマットしますのでYesを選択してください
一応Boot LoaderのGRUBもインストールします
約5分でインストールが終わりました。早い!!
インストールが終わりましたらRebootしてみましょう。

リブート後GRUBが起動します。
5秒待つかPrimeOSを選択しましょう。
スプラッシュ画面がいい感じ

Proceedをクリック!

PrimeOSユーザーを設定、Googleのアカウントとは別物
ライセンス事項が表示されますのでAcceptをクリック
おお~起動できました。まるでWindowsみたいですね。
ここからまずやる事
1.日本語化
2.WiFi接続
3.Googleアカウントの設定
4.日本語入力(IME)の設定
5.キーボードレイアウトの変更
この5つを設定しておけばとりあえずは使えるでしょう。

左下角のスタートボタンをクリック→Settingsをクリック
Androidではおなじみの歯車マーク

まずは日本語化
「Languages&input」を選択

「Languages」をクリック

「Add a language」をクリック
「日本語」をクリック

優先順位を入れ替えて1番を日本語へ変更

次にWiFiを設定しましょう。利用可能なSSIDをクリックします

パスワードを入力
エラーが表示されなければ正常に接続されています

次にアカウントを設定します
普段使用しているGoogleアカウントで良いでしょう

Gmailアドレスを入力します

Gmailのパスワードを入力

ポリシーが表示されますので同意します
さらに同意します。
というか同意しないと使えません。

次にGooglePlayを起動しGoogle日本語入力をインストールします

検索しGoogle日本語入力をクリック

インストールします
インストール後設定を開いて有効にします。
一応レイアウトはQWERTYモードを有効にします。

次に物理キーボードを設定しましょう(デフォルトは英語配列)
設定より「言語と入力」をクリックします。

「物理キーボード」をクリック

「google 日本語入力ー日本語」をクリック

「日本語109A」をクリック
同じように「Androidキーボード(ASOP)-英語」も同じように「日本語109A」に設定しておきましょう。
以上で設定はお終い。好みのアプリをインストールして使ってみましょう。

ちなみにPrimeOSはAndroid 7.1.2 Nougat がベースのようですね。

アプリも幾つかインストールしてみました。

このブログも実際にPrimeOSを使用して投稿しました。


Yahooカーナビ、Facebook
ウィンドウ表示が可能なので案外便利です。

Instagram

Kindle

AmazonPrimeビデオ

Excel

荒野行動も動く!!

結構スムーズに動いててビックリ!!
遊ばんけど(^^;)
自分が使用しているアプリはとくに問題なく動作している感じでした。
気になった点として日本語入力中に変換がうまくいかない事がありました。
う~ん、設定の問題かな?まだまだ情報が少ないのでもう少し使い込んでまたレポートしたいと思います。

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