こんにちは、Takazyです。
いきなりドキッとするようなタイトルでごめんなさい。
本日、書道のお稽古で浮気禁止令を発令されてしまいました。
お稽古に通う女性にちょっかいを出した訳ではありませんよ。(笑)
私が学んでいる書家のお話です。
今月でお稽古に通い始めて半年目に入りました。
この半年間、著名な書家の臨書など自分の好きなように学ばさせて頂いておりましたがそろそろ極めたい書家の書法を選ぶ時期に入ったようです。
今まで主に臨書を行ってきた書家は
欧陽詢、王羲之をメインとして
欧陽詢の九成宮醴泉銘、王道の楷書
古典競書に応じて
空海
王鐸
褚遂良
なども少々臨書してきたのですが
今回、一番好きな書家は誰?というお話しになったのです。
なぜこのような質問をされたかと言うと
古典を臨書する事によって古筆を学んでいくのですがいろいろな古典を臨書するあまり、結果、自分の大黒柱となる線質や書法が身に付いてないという残念な結果が今の自分に起きています。
古筆の線を追及し書かれた文字や書は何度眺めても不思議と飽きないのです。やはり飽きない作品を書きたいですよね。
そこで、どの書家の書法を追及していくのかというお話になったのです。
一般的には、楷書は欧陽詢、行書、草書などは王羲之の書法を学ばれる方が多いと思いますが、どの書家が好きか?と聞かれると私の場合は褚遂良の線に惹かれてしまいます。楷書なのに優雅さをまとった線がとても好きなのです。ですが今まで臨書した書家の中でも私的には一番難しく、線質が全く再現できない残念な感じなのです。
しかも、なんとなくは感じていましたが楷書で欧陽詢と褚遂良の書法を同時進行で追及していくのはまず不可能だろうという事でした。
そこで悩んだあげく決めた!
自分の大黒柱にする書法は褚遂良から学ぶことに!
褚遂良の雁塔聖教序、凛とした雰囲気の中になんとも言えない優雅さを感じてしまう
そして、癖をつける為にしばらく他の書家の線質を練習してはいけないという事になりました。
とくに欧陽詢はダメ~~~っと
さらに...
浮気は絶対に許しませんよ!!!(ちなみに師匠は女性ですからね)
と釘を刺されてしまったのです(^_^;)
絶対に?...(T_T)
欧陽詢、あなたとは本日をもってお別れする事にします。
最後はあなたの文字を臨書して4文字既定の競書に出品しました。
今回の4文字既定は欧陽詢で出品
あなたと褚遂良が唐の三大家でなければ良かったのに...
いつかまた運命的な再会があると信じたい...
なんつって
たまには良いへん?
絶対会いたくなるわ~
だって俺、浮気性だも~~~ん(^^ゞ
本日は中澤書道教室にて
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