ギター塗装を試してみました(前編)

音楽

先日、某オークションでバッカスの旧BST-250?ヘッド形状がストラトタイプの製品を見つけた。まぁこれも激安だったんだけどね。別にBST-250が使いたい訳ではなく、実はギター塗装を試してみたかったのです。今まで遊びでいろいろな物に塗装したけどギターは初めて。
組み立てキットを買ってきても良かったんだけど、組み立てても使えないギターだったら問題だし、やはり製品としてそれなりのギターの方が良い、以前、このバッカスのBST-250を試奏した時、これはその辺の安いギターとは物が違う印象があったので、塗装するならバッカスのギターでやろうと決めていた。色は当然ゴールドでね。(^_^;)
Fenderのストラトってゴールドボディーはカスタムショップとかアニバーサリーモデルとかしか製造されないからなかなか手に入らないもんね。という事で雰囲気だけでも楽しみましょう。


今回入手したヘッドがストラト形状の旧BST-250、出来は値段以上のものがありますよ。
塗装のベースにするボディーはホワイトに近い色がお勧めです。

材はアルダー3P(単版3枚重ね?)だけどピックアップ格納部は弁当箱ザクリでやはり値段相応かな。でもペグはクルーソンタイプで現行モデルよりも優秀かな?

ではこれから塗装の剥離!なのですが、なんと、剥離中の写真撮ったつもりなのに無い~(T_T)
まぁ剥離と言っても、ひたすら耐水サンドペーパー掛けで完全に剥離するのではなく、うっすらと木目が見えてくる程度までの剥離だけどね。私は大体200番~600番位を使って整えていきます。それでも3時間くらいひたすらペーパで剥離するから汗だくになり途中で挫折しそうになりました。ギターの塗装は厚いのでビックリです。明日は筋肉痛間違いないでしょう。

ある程度下地を整えたら次はいよいよ塗装です。下地はツルツルまでいかない程度にしておきます。
さて、塗装もいろいろな方法がありますが、一般的にギターはラッカー塗装が良いとか言いますが、私には根拠が分かりません。科学的根拠って立証されてるのでしょうか?なんとなく都市伝説だろうと思っています。ウレタン塗装でもラッカー塗装より良い音のするギターは星の数ほどありますよね。昔レリック仕様にしてやろうとバスウッドボディーの塗装を剥離させた事があるのですが、音が良くなる所か歪ませると粒もコシも無いただのスカスカのノイジーなギターになってしまいました。塗装されていないギターが最高な訳でもないし、結局、塗装もパーツと同じで音色を決める一つの要因に過ぎないと思います。一概にラッカー塗装や薄塗りの塗装が全て音が良いとは思えないのです。そもそも待つ事の苦手な私には、ラッカー塗装の様な気長な作業など不可能なんですけどね(^_^;)そこで登場するのが車用のアクリルカラー塗装と2液型のウレタンクリアコートで両方ともホルツの製品でとても優秀です。まず何が便利かと言いますと、車用のアクリル塗装は超速乾です。塗装後20分もあれば手で触っても大丈夫なくらいに乾きます。この速さに慣れるとラッカー塗装なんてやってられません。その後、2液型のウレタンコートでピッカピカにしてやります。まぁ結論としては、一般的なギターのポリウレタン塗装に近い仕上がりになります。予定ではね(^_^;)
今までの経験上、塗装の種類としては被膜形成が頑丈であらゆる環境に強いウレタン塗装が一番だと思います。


今回使用するカラーはトヨタのヴィッツ用イエローマイカメタリック。とってもゴールドの中のゴールドでゴージャスです。成金ギターを目指しましょう。(^_^;)


ひたすら薄塗と乾燥を繰り返していきます。ムラなく塗るコツとしては20cm以上離し、スプレー吹き付けの出だしと、終わりは必ずボディーの外、吹き付けを往復動作で塗らない事だと思います。後は根気です。根気と言っても速乾のアクリル塗装なので1ボディー2時間ほどで塗り終える事ができます。そうそう、このスプレー缶一本で丁度1ボディが目安です。


一応目立ったムラなどなく塗れたかな?成金っぽくなりましたよ~
今日の作業はここまで、明日はウレタンでコートしたいと思います。

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